
パレオとの出会い…それは1冊の本だった。
“原始人食が病気を治す”(崎谷博征:著)
アメリカで発祥されたパレオダイエットという食べ方によって現代病が治るという興味深い内容だった。
幼少期から病気をたくさんしてきた私にとって、また長男を帝王切開したことで体質改善をしようとしていた私にとってはとても魅力的な内容であった。
幼少期はアトピー性皮膚炎と喘息に悩まされたが、健康オタクの母により薬を使わずに漢方や食養生(玄米菜食)によって時間をかけて治癒していった。
しかし、20代に入ると生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症、また卵巣嚢腫の摘出手術をするなど、度重なる婦人科疾患で投薬を余儀なくされ、また重度のアレルギー症状にも悩まされていた。
生活習慣はボロボロで、食生活もお酒やコンビニ食、喫煙や夜遊びというライフスタイルだったのでそうなっても仕方なかったと今ではそう思えるのである。
とあるカイロプラクターと出逢ったのは30歳になる節目の年、膝や腰の痛みの改善や、運動パフォーマンスを上げるために友人の紹介で行ったカイロプラクティックに行ったことがきっかけだった。
それが今の夫である。
彼のアジャストメントを受け始め、たった4ヶ月で、薬がないとのたうち回るようだった生理痛がピタッと無くなったのだ。
驚いた。
私は彼と結婚し、間もなく長男を妊娠した。子宮筋腫を8個抱えた体でのマタニティライフは本当に大変で入院もしたほど。
また感情の起伏も激しく、ヒステリックでもあった。1つの子宮筋腫が産道の脇にあったことで帝王切開を余儀なくされた。
下半身麻酔での帝王切開術と子宮筋腫摘出術は地獄のような時間だった。
長男は生後2ヶ月からアトピー性皮膚炎を発症、夜泣きもあってお互いに眠れない日々を過ごし、私の心は爆発寸前、育児ノイローゼと産後鬱、泣きながらの辛い育児を経験した。
半年を過ぎて、皮膚科へ。ステロイドに助けられた。
しかし使用後の罪悪感がモヤモヤとよぎり、半年使用してから脱ステを経て、アトピーが出なくなっていったのだ。
治った。そのときはそう思った。
彼のアトピー性皮膚炎をきっかけに、私が手に取るものが変わっていった。
と同時に、住む環境も都内から葉山へ。
そして出会ったパレオというライフスタイル。
移住と同時にパレオライフをスタート、私の体も心も少しずつ変化していき、2人目を妊娠。


帝王切開後の経膣分娩(T O L A C)に挑む時がやってきた。
長男妊娠中の時のような病状はなく快適であったマタニティ、裸足で砂浜を歩き、毎日必ず運動し、食事は徹底的に原始人食を意識、カイロプラクティックを週に1回は必ず受け、マインドセットのために瞑想も行なった。
そして、子宮破裂という最大のリスクを乗り越え、10箇所の傷を子宮周りに抱えていた私だったが、無事に次男をT O L A Cで出産できた!
この出産劇は、私の持っている本来の野生的能力が目覚め、それを味わった素晴らしい体験となった。
この能力は誰にでもある!
人間の体には限界がない!
これを一人でも多くの人に伝えていくこと、これが私の使命であると確認できた。
人間の体は、パレオライフを実践することで変えることができる。
これを必要な人に届けるべく、2016年3月パレオライフアカデミーの設立となった。


Wellnessリーダー
Naoko Shiokawa
パレオライフアカデミー代表/免疫学、栄養学講師
私たちの身体には、お母さんのお腹に宿ったその時から素晴らしいシステムが組み込まれています。
しかし残念ながら、そのシステムを私たちは知らずに、そして活用できないまま生きています。
本来私たちが持っているその素晴らしいシステムを100%正しく稼働させながら生きていくために、具体的にどんなライフスタイルを送れば良いのでしょうか?
パレオライフアカデミーでは、その素晴らしいシステムやメカニズムをまず知って、そして活用することで、ご自身の身体にそのシステムが確かに存在しているということを体感できるように、楽しくわかりやすく、少人数制のセミナーでお話しています。
- パレオライフアカデミー代表/ファウンダー
- 免疫学・栄養学・生化学講師
- パレオライフインストラクター協会代表
- 蜂蜜療法家
- パレオ協会会員
- ホリスティックセルフケマスター
(代替医療師バニラ弟子2期生)